青い斑点は、元気のしるし!
ブルーダルチョコレート
横浜には、街で一緒に生活している「キャラクター」がいる。横浜を訪れる人をシティガイドしているので、主に観光拠点で遭遇することが多い。青い色が大好きで、カクテルは「ブルーライト・ヨコハマ」、キャンディは「ブルーベリードロップ」、風船は「ブルーバルーン」と、青いものには目がない。彼の名を「ブルーダル」という。
彼の祖先は、約160年前の横浜にペリー提督と一緒にやってきたダルメシアン犬。その後、何代にもわたって横浜で生活するうちに、斑点は横浜カラーの青に変わり、青いドットのブルーダルに至っている。
ブルーダルは、春夏秋冬、横浜の街で活躍する。ライブがあればアーティストとコラボレーションする。マラソンでは一緒に走るし、ハロウィンには仮装して空を飛んだりする。晴れた日にはドット模様のシートを敷いてみんなでピクニックする。音楽が得意なので地元楽団神奈川フィルハーモニー管弦楽団の応援団長としても奮闘中だ。
毎日、拠点とするデザイン会社に出勤しているが、姿が見えるのは「少年少女の心を持った人」だけ。ちなみに足跡は見ることができるので、興味ある方はシルクセンターへどうぞ。
そんなブルーダルが大好きなチョコレートが、横浜で販売されている。その名も「ブルーダルチョコレート」。彼の斑点カラーと同じ青、水色そして白の3色に特別に染められた粒チョコレートだ。ブルーダルは、パワーダウンするとこれを食べてチャージ。体の青い斑点が濃くなるのが復活のしるしだ。
さあ、ブルーダルに会いに、横浜へ行こう。
文:田中あづさ
ブルーダルチョコレート
昔懐かしいあの粒チョコレートが、横浜オリジナルになりました。横浜生まれの人気キャラクター「ブルーダル」の青いドットデザインのパッケージの中には、濃いブルー、薄いブルー、白の3色のかわいい粒チョコレートが。
ロングセラーで愛されてきた、世代を超えたお菓子です。